ホテル 予約担当

中村 圭一さん(2013年 中途入社)

レベニュー対策室 マネジャー

飲食店での勤務を経てノブレスグループに中途入社。ホテル関西の予約業務を担当するうちにホテルや企業の経営について興味を持つ。なんば大国町の新ホテル立ち上げのプロジェクトメンバーを経て、現在は、マネジャーとして、ホテル全体の集客・収益管理を担当。プライベートでは仕事と両立しながら通信制大学で学び、学位を取得した。

これまで経験した「サービス」とは異なるホテルサービスを学んだ。

ホテル関西に入社するまでは、飲食業で「サービス」を経験しているつもりでしたが、いざホテルという現場で働いてみると、それまでの「サービス」の概念とはまったく異なることに気がつきました。ホテルはモノを提供するわけではないですし、「宿泊」「料飲」「清掃」など、そのすべてが存在してこそのホテルサービス。そして最近では「体験」などのアクティビティもお客さまに期待されます。入社当初はサービスの全体像がなかなかつかめず、苦労した時期もありました。その後予約業務担当として、お客さまに喜んでいただけるような宿泊プランの企画や予約のコントロール業務を経験する中で転機が。2020年に大阪市浪速区の大国町に新しく開業するホテルのプロジェクトメンバーに加わらないかと上司より打診がありました。ホテル関西での勤務は6年。そろそろ新しいことに挑戦したかったので、とてもいいチャンスをいただいたと思い「やります!」と即答しました。

 

新規プロジェクトへの参加は、これからのキャリアの強みに。

新ホテルの開設準備室で、プロジェクトの進捗管理やエージェントとの契約などを担当していました。ホテル関西での経験を活かし、予約業務も並行して担当していましたが、予約業務は結果がはっきり数値として現れるので、その数値をつくっていくことにやりがいを感じますね。私の目標は「経営や全体を見る人」。新ホテルのプロジェクトは、ホテルがゼロから生まれていくストーリーに関わるだけではなく、開業後は現場のキーパーソンとして働くことができ、このプロジェクトでの経験は、自身のキャリアの大きな強みになりました。現在は、マネジャーとして、新しく新設されたレベニュー対策室でホテル全体の集客・収益拡大をミッションとした責任ある仕事を任せてもらえています。

 

通信制大学との両立、授業は仕事にも活かされている。

私は家庭の事情で高校を中退し、最終学歴は中卒でした。「経営をもっと学んでみたい」と考えていた時、ノブレスグループ代表とお話をする機会があり「まずは高卒認定を取って大学で経営学を学んでは」とアドバイスをいただきました。会社の支援で高卒認定を取得したのち、通信制大学でIT総合学士の学位を取得できました。仕事と学業の両立はなかなか大変でしたが、経営を学べる科目を履修しているため、やはり仕事に活かせると感じています。マーケティングの科目は特に楽しかったですね。

 

プライベートの目標は「家庭を築く」。そのためにビジネスパーソンとして成長したい。

ホテルも他の業界と同様にIT化が進んでいる中、その環境に対応できる人材がまだまだ少ないことを感じています。私はビジネス環境の変化についていくことで、これからのホテル業界で必要とされる人材になりたいですし、同時にホテルマネジメントの経験も積んでいきたい。ワールド・ヘリテイジはキャリアアップしやすい環境です。私の通信制大学進学のきっかけのように、組織のトップと近い距離でお話ができるという社風も誇りに思える個性です。今後は「自分の家庭を築く」という目標もあるので、新しい仕事であるホテル全体の集客・収益管理で成果を出し、ビジネスパーソンとしても家庭人としても、充実した人生を送っていきたいと考えています。