ホテル/レストラン サービス

チェ ユンソクさん(2019年 新卒入社)

うぶすなの郷 TOMIMOTO

新卒でノブレスグループに入社、ホテル関西にてフロント接客を経験し、現在は人間国宝1号の陶芸家 富本憲吉の生家が1日2組の宿となった、うぶすなの郷 TOMIMOTOで予約管理、接客を担当。

エネルギッシュな社員の方々に影響されたくて

母国の韓国から日本に留学し、観光・ホテルの専門学校で学びました。ワールド・ヘリテイジへの入社を決めた理由は、会社説明会や面接の際、出会った先輩社員、役員の方々がとてもエネルギーに溢れる方々だったことです。私自身は内向的な性格なので、良い影響を受けたいと思いました。実際にノブレスグループには、日本人の方も、外国籍の方も、役員の方々含め情熱的でパワフルな方々が多くいらっしゃいます。明るいときは明るく、厳しいときは厳しく、常に学ぶことが多いと感じています。

 

お客さまの言葉を自分の励みに

ホテル関西で働き始めた頃、初めて自分のことを口コミで評価いただいたときが一番印象的でした。口コミを書いてくださったのは日本のお客さまでした。私が日本語、韓国語で別のお客さまを対応していたとき、その様子をご覧になり、オールマイティだと私のことを褒めてくださいました。いただいた言葉を自分の励みにできました。

 

話題を提供して滞在の時間を楽しんでいただく

うぶすなの郷 TOMIMOTOに異動して間もない頃、私は和食のことも自分の立ち振る舞いの仕方も分かりませんでした。次第に和食のことや富本憲吉氏ゆかりの話、施設の話など、自分自身で学んだことを話せるようになり、お客さまが喜んでくださるようになりました。話題を提供できるようになって、それが自分の武器になったと思います。当初は心配事ばかりでしたが、3年が経過し、もちろんまだ不足はありますが、成長を実感しています。

 

お手本は料理長の視点

当ホテルの間料理長は、料理の責任者ではありますが、館内設備、接客、サービスまで、お客さまの目線で施設全体をいつも把握し、私に助言してくださいます。また、特別感をどう演出するか、どうしたらお客さまがより喜んでくださるかという視点を常に持っていらっしゃいます。季節ごとの装飾や旬の少し変わった食材なども、良いものを見つけては率先して提案されるので、その助言や視点を覚え、業務の中で真似するようにしています。
私が接客する上で意識していることは、お客さまの目線で考えることと、明るい声と笑顔です。お客さまの行動を読んで対応したり、お疲れの様子であれば、親しみを感じていただけるように話しかけたりと、細かなコミュニケーションがとることが一番大事だと考えています。

 

今後のキャリアアップ

期限を決めていませんが、複数の言語の勉強をしたいと思っています。3年後は中国語が上手く話せるようなったり、ホテルの経営など勉強したり、スキルや知見を向上させ、ホテル運営を統括できるような人になりたいです。