東北の被災地、被災事業者と向き合った、新CSV事業
東北わくわくマルシェは、2013年度から2015年度にかけて「被災地事業者販路再生支援」として公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボが取り組んだ事業です。
東日本大震災によって失われた販路の再生や新マーケット開発をめざし、共同販売拠点(アンテナショップ)事業による地域産品等の販路開拓支援を実現。物販では1,000種、10万点以上の東北商品を販売、アンテナショップの総利用者数は75,000人を超えました。単なる震災復興支援ではなく、東北への新たな販路の提供や雇用創出、社会への共感創出など、新CSVモデル創生事業としての取り組みが注目され、多数のメディアにも取り上げていただきました。
現在東北わくわくマルシェは被災地事業者販路再生支援事業としての活動は終了、事業は株式会社ワールド・ヘリテイジが引き継ぎ、全国の百貨店催事、企業社内販売、イベント販売を通じて、東北と関西また全国をつないでいます。
2015年よりスタートした「地酒BAR“とうほく”」は東北6県の20蔵以上の厳選のお酒と肴が味わえるということで多くのリピーターで毎回賑わっています。
地酒ファンの女性リピーターの強力な発信力を活用した東北の食文化発信プロモーションは、2016年度復興庁「新しい東北情報発信事業」の一つとして採択され、さらなるファン拡大に貢献しました。