異文化理解を仕事に
大学で国際コミュニケーションを学び、異文化理解に関わる仕事に携わり、日本の文化であるおもてなしを幅広く発信したいと考えていました。2022 年11月に、海外からのお客さまが戻ってきてからは、フロントでの接客時に大学で学んだ韓国語を活かして業務にあたっています。韓国の方が来られた際、母国語が通じるとわかると表情が明るくなり、安心していただけるときが嬉しく感じる瞬間です。その後、当ホテルについての口コミ評価で、「言葉を理解してくれる人がいてよかった」、「友達に勧めたい」、「また泊まりたい」と書いていただいたり、その場で伝えていただいたりして、やりがいを感じます。
自分の好きな地域の魅力を発信
ワールド・ヘリテイジへの就職を決めたのは、地域の魅力をインバウンドのお客さまだけでなく、日本の方や地域の方にも発信ができると感じたためです。私は「ホテルソビアル なんば大国町」での勤務希望で就職しました。大阪に住んでいて、大学でもこの難波エリアに親しんでいました。会社説明会で地域の事業者と連携し、地域全体を盛り上げる事業を創り出しているということを知り、日本の方にもこのエリアの魅力を伝えたいと思いました。フロント業務の中で、お客さまにホテル近隣の食事場所、難波での観光スポット、例えば、たこ焼きでお勧めのお店などをよく聞かれるのですが、ホテルからの距離、移動方法など、詳細までご案内しています。私の趣味がカフェ巡りなので、自分で訪れたり、調べたりしたお店をお客さまに教えることができます。私が大阪に住んでいると言うと、「じゃあ大丈夫だ」と安心してくれる方も多いです。
一人一人に誠意をもって接する
ホテル業務で想像と違っていたのは、海外のお客さまはしっかりとご自分の要望を主張するところです。「思っていた客室と違うので交換できないか」と直接お伝えになります。その場合、スタッフ同士で相談し、可能なかぎり要望に添えるように対応しています。お応えできない場合もきちんと事情をご説明して、理解していただくように努めています。
ライバルは年下の同期
同期の森山さん(ホテル関西勤務)は、同じく韓国語を話すことができるのですが、入社1年目で、韓国語のホテルフロアマップを作成したそうです。自身の得意分野をホテルサービスに繋げていることを知り、私も趣味や特技を活かし、自分が所属する拠点に貢献したいと感じました。また、ホテルソビアル なんば大国町での予約していたお客さまで、誤ってホテル関西に問い合わせをされていた方がいらっしゃいました。森山さんはお客さまの情報を当ホテルまで細かく共有し、お客さまにもわかりやすく説明し連絡を繋げてくれた件も、情報共有が素早く見習うべきだと感じました。彼女は仕事内容も似ているので、近況報告したりして、意識を高め合うことのできる仲間です。
独自の価値を打ち出せる人材を目指して
今後は、日々の業務で身に付けた接客術や語学のスキルを活かし自信を持って業務にあたりたいです。また、自分自身の成長だけでなく後輩と共にさらにスキルアップができるよう、指導やサポートを行っていきたいと思います。独自の価値を打ち出し、より良いサービスを提供できる人として評価していただけるホテルスタッフを目指しています。
いい人が多いからと誘われて
入社のきっかけは、知り合いから「奈良公園の近くに新しいカフェができ、店長候補を探しているから話だけでも聞いてみたら」とお話をいただきました。ノブレスグループで働いている人はいい人が多いと伺いました。また新店舗の営業時間が18時までと比較的早いことから、私生活も充実できるのではと思いました。前職のホテルは大阪でしたが、私は生まれも育ちも奈良で、これを機に地元で仕事がしたいという思いもありました。実際に入社してからは、社員の皆さんは話しやすい方が多く、自分の考えも反映してもらえる働きやすい会社だと思っています。
日々の達成感
私は、鹿珈のメニューやドリンクの商品開発も担当しており、お客さまがその商品を選んでくださると純粋に嬉しいです。以前の職場では調理担当で、シェフが提案したメニューを提供していたので、自分自身が考案した「くずもちソーダ」などの商品が売れるとやりがいを感じます。料理に関しても、鹿珈のオープン当初は、メニュー開発担当の料理長が考案したメニューを中心に提供していましたが、私が店舗運営の中心に移ってからは、日替わりランチの内容なども自分でアレンジし、日々提供しています。そういう点で、自分の責任で店舗を運営していると自覚しています。その分、月始は予算目標が達成できるかと心配にもなりますが、月末に目標達成できると充実感があります。
オープンまでの不安と授賞式
店舗のオープン初日はとても緊張しました。私が入社してから、開店準備として店舗の方針決定から備品購入、内装、メニュー価格設定等を一から決めるなど、多くの業務を任せていただきました。仕事として任されたからには、自分がやらなければと身が引き締まりました。オープン当日はそれまで準備してきたものの、成功するのかどうか不安が強かったですが、無事お客さまを迎えることができて良かったです。また、PR TIMESというPR会社主催のコンテストで当店が表彰されたことも印象的でした。今まで飲食業界に勤めていて、授賞式は初めてでしたし緊張しましたが、なかなか経験できないことだったと思います。授賞式では、当日まで猶予がない中、同日に新メニューも発表しなければならなかったのですが、無事に新メニューも完成し、全国にお店のPRもでき、良い経験になりました。
記憶に残るお店づくり
現在はSNSが発達しており、どんな情報や写真も即座にインターネット上にアップできます。そこで日々大事にしているのは、料理の盛り付けや新しい商品を開発するときに、鹿珈の写真を見て「美味しそう!」「これ食べてみたい!」「飲んでみたい!」と感じるような商品を提供することです。観光のお客さまにも、「行ってよかった」、「あれ美味しかったな」と思っていただきたいです。味、見た目、接客など、お客さまの心に残るようなお店でありたい、お店に来たことがいい思い出であってほしいと思い、店舗運営をしています。また、働いているスタッフにも楽しく働いてもらいたいと考えています。時間のゆとりを見つけては、スタッフの皆さんともコミュニケーションを積極的に取り、気さくに話しかけ、和むような接し方を心掛けています。
今後は自分で店舗運営することが目標
現在は店長代理として店舗運営をしています。目指したいことは、来年度以降は店長として自分で予算を組んで、中長期での運営・経営など進めていけるようにしたいです。上司にサポートいただきながら、自分でも勉強して、スキルを身に付けたいと思っています。
エネルギッシュな社員の方々に影響されたくて
母国の韓国から日本に留学し、観光・ホテルの専門学校で学びました。ワールド・ヘリテイジへの入社を決めた理由は、会社説明会や面接の際、出会った先輩社員、役員の方々がとてもエネルギーに溢れる方々だったことです。私自身は内向的な性格なので、良い影響を受けたいと思いました。実際にノブレスグループには、日本人の方も、外国籍の方も、役員の方々含め情熱的でパワフルな方々が多くいらっしゃいます。明るいときは明るく、厳しいときは厳しく、常に学ぶことが多いと感じています。
お客さまの言葉を自分の励みに
ホテル関西で働き始めた頃、初めて自分のことを口コミで評価いただいたときが一番印象的でした。口コミを書いてくださったのは日本のお客さまでした。私が日本語、韓国語で別のお客さまを対応していたとき、その様子をご覧になり、オールマイティだと私のことを褒めてくださいました。いただいた言葉を自分の励みにできました。
話題を提供して滞在の時間を楽しんでいただく
うぶすなの郷 TOMIMOTOに異動して間もない頃、私は和食のことも自分の立ち振る舞いの仕方も分かりませんでした。次第に和食のことや富本憲吉氏ゆかりの話、施設の話など、自分自身で学んだことを話せるようになり、お客さまが喜んでくださるようになりました。話題を提供できるようになって、それが自分の武器になったと思います。当初は心配事ばかりでしたが、3年が経過し、もちろんまだ不足はありますが、成長を実感しています。
お手本は料理長の視点
当ホテルの間料理長は、料理の責任者ではありますが、館内設備、接客、サービスまで、お客さまの目線で施設全体をいつも把握し、私に助言してくださいます。また、特別感をどう演出するか、どうしたらお客さまがより喜んでくださるかという視点を常に持っていらっしゃいます。季節ごとの装飾や旬の少し変わった食材なども、良いものを見つけては率先して提案されるので、その助言や視点を覚え、業務の中で真似するようにしています。
私が接客する上で意識していることは、お客さまの目線で考えることと、明るい声と笑顔です。お客さまの行動を読んで対応したり、お疲れの様子であれば、親しみを感じていただけるように話しかけたりと、細かなコミュニケーションがとることが一番大事だと考えています。
今後のキャリアアップ
期限を決めていませんが、複数の言語の勉強をしたいと思っています。3年後は中国語が上手く話せるようなったり、ホテルの経営など勉強したり、スキルや知見を向上させ、ホテル運営を統括できるような人になりたいです。
入社後、奈良の観光に驚く
就職活動の中で、当初は観光業とは別の業種を検討していました。ワールド・ヘリテイジの運営する土産物店「なら和み館」を利用したことがありましたが、入社説明会で、複数のホテルやレストランの経営をしており、国内外の観光客を受け入れている会社であることを知りました。入社前は、奈良は関西の田舎というイメージがあったのですが、自分の地元で全国や海外のお客さまへサービスを提供する会社があることを知り、興味が湧きました。
入社後の配属先がなら和み館でしたが、インバウンドの需要が増えていくタイミングだったため、想像していたよりも多くの海外からのお客さまが来られました。また、なら和み館はお土産購入のための立ち寄りがメインだと思っていましたが、団体ツアーなどでのレストランのご利用が多く、驚いたことを覚えています。
お客さまとの出会いを大切に
現在はホテルアジール・奈良にある「日本料理 かがりや」で料飲部門に所属しています。アレルギー対応などはお客さまの命にも関わるため、慎重に行う必要があります。印象に残っていることは、コロナ禍前後でリピーターのお客さまが来てくださることです。以前、お客さまから初めてチップをいただき、「マスクをとってお話ししたいからまた来るね」と言ってくださいました。同じくグループ会社の催事事業、「東北わくわくマルシェ」で全国での催事に出店した際は、イベントごとにお客さまの層が変わり、新たな出会いに面白みがあると感じています。
多くの拠点を回って得た学びの機会
私の成長のきっかけになったことは、異動や昇進などで環境が変わるときです。私の場合は6拠点と、多くの拠点を経験しています。なら和み館→東北わくわくマルシェ→ホテルアジール・奈良アネックス フロント→本社のノブレス・セントラル→ホテルアジール奈良・アネックス 料飲部門→ホテルアジール・奈良 料飲部門と回りました。異動するたびに仕事の進め方が変わり、当然覚えることが多く、自分の業務を改善していく必要があります。また一緒に働くメンバーも変わり、それぞれの考え方を知ることも学びにつながります。事業によって、段取りの仕方、目標設定、人員配置、サービス対応、国による対応の違いなど、考慮するべき項目もさまざまです。そういった環境の変化に一つ一つ対応したことが、成長につながっていると思っています。
分からないことは質問して明確にする
年齢を重ねると、業務の中の疑問を気軽に質問できなくなると言います。私はSNSなどについて、自分より年齢が下であっても恥ずかしがらずに聞くという姿勢でいます。その理由は入社して間もない頃、自分一人で仕事をしていて注意されたことがあり、「考えても分からないことは聞く」ことを習慣化するようになりました。業務上の効率化につながり、成長し続けることにおいて大事だと思います。
ホテル全体の利益に貢献しキャリアアップを目指す
団体のお客さまの満足度を維持しつつ、効率的なスタッフ配置、ロスが最小限になる仕入れを徹底し、利益確保に貢献していきたいと思っています。お客さまに満足いただいた上で、想定通りの売上と利益が確認できたときは、特に達成感があります。経験を積み重ね、その精度をあげていくことで、諸先輩方のようにキャリアアップを目指したいと考えています。
「インターネット事業とか興味あるかも!」と入社した会社での新たな志。
パソコンが得意で、大学卒業後は大手パソコンスクール企業に入社しました。人と接することが好きだったので、インストラクターの仕事は楽しかったのですが、世の中のパソコンスターター人口が減り、スクールの受講生がどんどん少なくなる中で将来への不安を感じて転職を決意。インターネットを活用して、ウィークリーマンション事業を展開していたノブレスの求人が目に留まり「これは興味あるかも!」と応募しました。公休日が趣味で続けているサッカーの練習日であったことのほうが、当時の志望動機として大きかったかもしれませんが(笑)
ノブレスの社屋は、グループ代表、グループ経営戦略室長、そしてもちろん自社の代表取締役のデスクがある場所。グループ経営メンバーと近い距離で働くことになり、社会人としてまだまだ未熟であった僕は「企業を動かす人たちのスキル」に感銘を受けました。それまでは考えたこともなかったのですが「自分もいずれは会社を支える人材になりたい」と組織マネジメントのポジションを志すことになりました。
「いい会社をつくるには」を考え続け、問い続けた10年。
そんな僕の志が伝わったのか、その後グループホールディングスであるノブレス・セントラルに法人間異動することに。管理部門の業務は何一つ経験がなかったので、全ての業務においてイチからの習得でした。人事や採用などの制度設計を企画するチャンスも多々ありましたが、上長方からは都度厳しく、的確なアドバイスが。新しい仕組みの提案も多かったのですが、周囲の皆さんは根気よくそしておおらかに僕の成長を見守ってくださいました。
現在も同じ思いなのですが「従業員が自分の働く会社に誇りを持ち、全員が信頼と友情で結ばれ、事業成長するにはどうすればいいか」と常に考えていました。自分が企画した制度で、いつか時間を経て「いい会社」になる。その過程にとてもやりがいを感じました。
個性あるリーダーたちと接したことで発見した、理想のリーダー像。
新日本輸送の拠点長への異動内示をいただいた時は、かなり驚きましたね。しかし「これはチャンスをいただいているんだ」と考え、辞令を前向きに受理しました。新日本輸送の事業概要はもちろん解っていましたが、物流に関する深い知識や経験はありません。そんな僕が拠点長に着任してすぐにとった行動は、とにかく課題やニーズをピックアップし、理解していくこと、従業員との小さな約束を一つひとつクリアしていくことです。
僕はメンバーが動きやすく、働きやすい環境を後方支援すること、そして従業員を人として信頼することで「いい組織をつくっていく」というやり方を選んでいます。このやり方を学んだのは、なら和み館の東館長でしょうか。ノブレス・セントラルに所属していた頃は、グループ各社のリーダー方と接する機会も多かったのですが、東館長は従業員に頼りにされ、酒席でも楽しく、人としてとても共感できる方で、理想のリーダー像だと感じました。
知識や経験は自分が努力すれば必ず習得できます。まずは従業員に「人として信頼してもらうこと」を最優先の目標としています。
グループで一番歴史のあるチームの未来を支えるために。
物流はドライバーたちが要となる事業です。トラックを長時間運転するということは、常に命の危険にさらされているということ。責任者としてドライバーの安全とその家族の生活を守ることを第一に、スマートフォンやインターネットを使った新しいシステムを導入する予定です。ドライブレコーダーはまもなく全車に設置されますが、ドライバーの苦労をより丁寧に見守ることができるようになります。
新日本輸送はノブレスグループの中で一番歴史のある法人で、創業50年になりました。物流サービスだけではなく、ノブレスグループのポリシーである「より安全で信頼いただける地域社会づくりに貢献する」を基盤として、ソーラー事業を展開するという個性もあります。
グループを引っ張るチームとなるために、そしてそのチームを支えるリーダーとなるために、今日も組織の課題と対話を続けます。
これまで経験した「サービス」とは異なるホテルサービスを学んだ。
ホテル関西に入社するまでは、飲食業で「サービス」を経験しているつもりでしたが、いざホテルという現場で働いてみると、それまでの「サービス」の概念とはまったく異なることに気がつきました。ホテルはモノを提供するわけではないですし、「宿泊」「料飲」「清掃」など、そのすべてが存在してこそのホテルサービス。そして最近では「体験」などのアクティビティもお客さまに期待されます。入社当初はサービスの全体像がなかなかつかめず、苦労した時期もありました。その後予約業務担当として、お客さまに喜んでいただけるような宿泊プランの企画や予約のコントロール業務を経験する中で転機が。2020年に大阪市浪速区の大国町に新しく開業するホテルのプロジェクトメンバーに加わらないかと上司より打診がありました。ホテル関西での勤務は6年。そろそろ新しいことに挑戦したかったので、とてもいいチャンスをいただいたと思い「やります!」と即答しました。
新規プロジェクトへの参加は、これからのキャリアの強みに。
新ホテルの開設準備室で、プロジェクトの進捗管理やエージェントとの契約などを担当していました。ホテル関西での経験を活かし、予約業務も並行して担当していましたが、予約業務は結果がはっきり数値として現れるので、その数値をつくっていくことにやりがいを感じますね。私の目標は「経営や全体を見る人」。新ホテルのプロジェクトは、ホテルがゼロから生まれていくストーリーに関わるだけではなく、開業後は現場のキーパーソンとして働くことができ、このプロジェクトでの経験は、自身のキャリアの大きな強みになりました。現在は、マネジャーとして、新しく新設されたレベニュー対策室でホテル全体の集客・収益拡大をミッションとした責任ある仕事を任せてもらえています。
通信制大学との両立、授業は仕事にも活かされている。
私は家庭の事情で高校を中退し、最終学歴は中卒でした。「経営をもっと学んでみたい」と考えていた時、ノブレスグループ代表とお話をする機会があり「まずは高卒認定を取って大学で経営学を学んでは」とアドバイスをいただきました。会社の支援で高卒認定を取得したのち、通信制大学でIT総合学士の学位を取得できました。仕事と学業の両立はなかなか大変でしたが、経営を学べる科目を履修しているため、やはり仕事に活かせると感じています。マーケティングの科目は特に楽しかったですね。
プライベートの目標は「家庭を築く」。そのためにビジネスパーソンとして成長したい。
ホテルも他の業界と同様にIT化が進んでいる中、その環境に対応できる人材がまだまだ少ないことを感じています。私はビジネス環境の変化についていくことで、これからのホテル業界で必要とされる人材になりたいですし、同時にホテルマネジメントの経験も積んでいきたい。ワールド・ヘリテイジはキャリアアップしやすい環境です。私の通信制大学進学のきっかけのように、組織のトップと近い距離でお話ができるという社風も誇りに思える個性です。今後は「自分の家庭を築く」という目標もあるので、新しい仕事であるホテル全体の集客・収益管理で成果を出し、ビジネスパーソンとしても家庭人としても、充実した人生を送っていきたいと考えています。
デザインのマルチプレーヤーではなく、専門特化。
学生から社会人になる当時はリーマンショックによる、いわゆる「就職氷河期」。希望する企業に就職するというよりは、なんとかグラフィックデザイナーとして経験を積める環境を探したという感じでしょうか。2社での勤務の後、オファーを受けてクーデザインに入社してからもグラフィックデザイン(ポスター、新聞・雑誌、店舗の看板の広告などのデザイン)を中心に担当しました。Webデザインにチャレンジする機会もあり、一通りのことはできるようになりましたが、グラフィックとWebではデザインの概念、組み立て方が全く違います。僕は器用なマルチプレーヤーのデザイナーではなく、グラフィックデザインを深堀りするほうがいいのではないかと気がつき、今後もグラフィックデザインを軸に活動していきたいと思っています。ただし、コンセプトデザインやプロジェクトデザインなど、企画関連のデザインワークを担当できるように成長しなければいけませんね。
公私ともに「育てる人に育つ」ことが目標。
クーデザインに入社する以前は、部下を持ったことはありませんでした。現在部下を持つ立場になって、人を指導・育成する難しさに直面しています。例えば、1つのワークについて指導をする際にも、こちらが一から十まで伝えてしまうのではなく、部下が自発的に答えを出し、主体性をもって動けるように導かないといけませんし、部下の個性によって伝え方を変えなければいけない。本当に難しいです(笑)。 プライベートでも3人の子どもがおり、父親としても人を育てる立場になりました。妻も正社員として働いているため、育児には積極的に参加しなければいけませんが、これも初めての経験です。現在30代後半ですが、まさに人生のターニングポイントに来た感じですね。「育てる人」としてはまだまだ経験が浅いですが、会社が時差出勤制度などでバックアップしてくれることもあり、一歩一歩成長できればと考えています。
グループの「新しい動き」をデザインする。
クーデザインはノブレスグループのクリエイティブワークを担当していますので、グループが新しいことをスタートする際には、その中心、または基盤に存在しなければいけないと考えています。新しいホテルやレストランが生まれるときに、コンセプト、ロゴ、パンフレット、ファブリック、Web、SNSまで全方位的にデザインできることがクーデザインの強み。今、グループの「新しい動き」に備えて、もっと強い組織力を持つ必要があります。またクーデザインが担当したプロジェクトワークが、ノブレスグループの資産やビジネスモデルになるということも意識して行動したいと思います。僕はどちらかといえばリーダータイプではなく、サブタイプ。トップとメンバーのいい潤滑油となり、組織を支えていきたいです。
培ってきた販売力を活かし、自分を育ててくれた東北の復興支援に貢献したい
入社するまでは、アパレル業界にて販売職、エリアマネジャーを経験し、北海道から九州までの日本全国の店舗に飛び回っていました。
2011年の東日本大震災の際は福岡におり、東北人として何もできなかった悔しさを持っていた中、ノブレスグループ(ワールド・ヘリテイジ)と出会い、東北わくわくマルシェという存在を知り、「コレだ!」と直感しました。
今までアパレル業界で培ってきた販売力を活かし、東北の復興支援に少しでも貢献したい、自分を育ててくれた岩手・東北に何かしらの還元をしたい、という想いで入社を決めました。
何もかも手探りで苦労した分、喜びも大きい
私が東北わくわくマルシェ立ち上げに参画した2014年はまだまだ手探りの状態で、自分自身も販売経験は長いものの、食品を扱ったことが無かったため、苦労したことは数多くあります。
その中でも東北の生産者さんと繋がり、大阪・梅田にて、東北の食品やお酒を販売するアンテナショップを実施することができました。
また、震災のボランティアを経験した約50名の学生が手伝ってくれて、強い絆を持った1つのチームになれたことは今でも忘れられない大きな喜びとなりました。
現在は事業として順調に成長し、全国各地の百貨店さんの東北物産展、企業マルシェに出展し、多くのお客さまに支えていただいています。
ロールモデルは元同僚。メンバーにはプロフェッショナル意識を持ってほしい
事業立上げから苦楽を共にしてきた元同僚の山地さん(現 なら和み館 館長)を尊敬しています。
取引先との交渉力、ゼロから立ち上げる行動力、いろいろな関係者から協力を取りつけるコミュニケーション能力、分析力に長けており、一緒に仕事をする中で見習う部分がとても多くありました。
また、若い頃、昔の上司に「常にお客さまやメンバーに見られていると思いなさい」と言われ続けてきました。
私も今のメンバーには、立ち振る舞いや表情など含めて、会社の看板を背負っていることを自覚するように伝えています。
EC事業を第2の事業の柱として拡大したい
コロナ渦になり、本格的にEC事業(ネット販売)を強化し、徐々に売上も増えてきています。
更なる事業拡大のために、EC事業に特化した部署を立ち上げて、3年後までにはEC事業の売上を4倍に増やしたいと考えています。
そのためには、増員が必要で、情熱を持って行動できる方に是非とも入社してほしいと思っています。
ノブレスグループはやりたいという情熱とアイデアを持っている人がカタチにできる環境があると実感しています。
皆さんの応募をお待ちしております。
SEからのキャリアチェンジで経理担当へ。
大学卒業後、大阪のソフトウェア開発会社でSEとして働いていましたが、オーバーワークな時期もあり、今後のライフワークバランスを組み立てなおそうと、実家のある奈良に戻ることを決意しました。偶然ノブレス・セントラルの経理担当の求人があり、未経験でしたが応募することに。大学は経営学部でしたので、経理という職種にはずっと興味がありました。また、今から思えば、前職の会社の経理担当の女性が、周りから頼りにされる存在であり、社員の中心的な人物であったことも経理を希望した理由かもしれません。
経営に直結した業務であることを実感。
未経験での経理担当のスタートでしたが、SE時代にパソコンのスキルを身につけていたこと、元々細かい作業をこつこつと正確に進めることが好きな性格が幸いし、順調に業務を吸収していましたが、月次決算の時に最初のつまずきがありました。経営会議資料の決算書に差分があったことが発覚、すぐに数ヶ月さかのぼっての再集計をしたのですが、この時に「経理という業務は、経営判断に直結するものなんだ」と実感しました。「これは失敗できないぞ」と覚悟をしたのもこの時です。
その後は経理業務だけではなく、グループのホールディングスであるセントラルのメンバーとして、様々なプロジェクトワークに携わることになりました。2016年はマイナンバー制度導入のプロジェクトを担当しました。どの企業も同じ状況だったと思いますが、グループにとって初めてのことですので、できるだけ自分から行動を起こし、情報収集をするように心がけました。取引先の営業担当の方をつかまえて「御社ではどうされますか?」と質問をすることも度々ありました。このプロジェクトを経験したことで、グループの経営に近い立場として動く醍醐味やおもしろさを学んだように思います。
ロールモデルは直属の上司。安心して財務担当へステップアップ。
現在の私のロールモデルは、直属の上司である執行役員 本部長の喜多さんです。ノブレス・セントラルは300名以上の従業員がいるグループホールディングスということもあり、突発的な課題が発生することも多いのですが、喜多さんは基本的に何があっても冷静に対処され、とてもタフです。周りのメンバーからは「心がない」と冗談を言われることもあるのですが(笑)、上司がパニックになると、部下の私たちの生産性は落ちます。業務に関して相談した際も、ヒントの出し方がとても上手で、部下自身が答えを出せるように導いてくださいます。
最近は財務の業務も担当することになりましたが、喜多さんというロールモデルが身近に存在するのはとても幸運なこと。安心して次のステップに移れるような気がします。
「カイゼン」に耐えうるタフさを身に着け、次のフェーズへ。
ノブレスグループは常に新しいことにチャレンジする企業マインドを持っていますので、これからも新しい事業や拠点が次々に生まれると思います。その際に財務や経理というルーティンワークは「カイゼン」が求められることになります。現在の仕組みを動かしながら、新しい仕組みに移行するには、相当なパワーが必要であり、より企業人としてのタフさが求められるでしょう。これまでは主に経理担当として、経営判断に必要な数値を正確かつ迅速に集計する立ち位置でしたが、これからは財務担当として経営分析ができるように成長し、グループを支えていきたいと考えています。
グループ行事の企画・運営などのリーダーとしても活躍
津田さんはグループホールディングスのメンバーとして、グループ内で開催される様々な行事の企画・運営リーダーも数多くこなしています。プロジェクトに関わる若手従業員の指導も含め、グループ行事の立役者として活躍しています。
「関西で働こう」が目標の就活で判明した、不思議な建物の正体。
大学時代は人間科学部で「人間」に関するテーマを幅広く学んでいました。マーケティングやメディア、広告に関しては少し興味があったのですが、いざ就職活動の時期になっても、自分の興味・関心と職業が具体的に結びつかず、とにかくまずは「関西で働こう」という目標で、関西に本社がある企業の総合職にエントリーしていました。
そんな中、奈良に本社があり、観光業を中心に展開する企業ということでノブレスグループ/ワールド・ヘリテイジにエントリー。今でも休みの日は小旅行に出かけるのが好きなので、観光に興味があったことも理由です。そして会社説明会に参加した際、ノブレス・セントラルの社屋を見て「ここか!」と(笑)。高校生の頃に部活の試合などでよく前を通っていた時に「この建物は一体なんだろう?」と思っていました。奈良に住む人間のほとんどが「なんだろう?」と思っている建物だと思います。
その会社説明会で、なぜノブレスグループ/ワールド・ヘリテイジが観光業を展開しているのか、そして地域貢献活動に力を入れられていることなどを知り「この会社めっちゃええやん!」と志望度があがり、入社を決意しました。
お客さまが魅力的だと思う宿泊プランをリアルタイムでコントロール。
私が担当する業務のひとつとして「じゃらん」や「楽天トラベル」などのオンラインサービスサイトへ「どんなプランを」「誰に」「いくらで」販売したいかということを念頭においた、宿泊プランを登録する業務です。作成している予約担当の私たちが魅力的に感じ、価格も妥当だと思っていたとしても、お客さまが魅力的に感じなければプランは売れません。スタート当初は上司や先輩の指示がないと動けず、どうやってプランを作成すればいいのか、まったくわかりませんでしたが、現在は、半年先のシーズンを意識したプランを考えることができるようになりました。また、自分が作成し、販売したプランの予約が入っているのを発見した時はとてもうれしく、達成感がありますね。
ロールモデルは同じチームの先輩&同僚。グローバルなスタッフが集う職場なのも魅力。
レベニューマネジメント担当はチームで業務を行っていますので、やはりロールモデルは同じチームの先輩の中村さんでしょうか。業務のスピードや量、質とも中村さんの動きが目安となっていて「あれ、こんなにタスクが終わっている!」と焦ることもありますね。(笑)
また、レベニュー対策室が拠点とするホテル関西は外国のお客さまのご利用も多いのですが、私は外国語がまだまだ得意ではありません。外国人のお客さまとのコミュニケーションに困っていると、必ず先輩方が自然にフォローしてくださいます。また、外国人スタッフも多く働いていますので、会話だけではなく、外国のお客さまへの接し方のポイントについても、アドバイスがもらえ、とても助かっています。もちろん寄りかかりっきりではいけませんが、スタッフ同士が自然にフォローしあえる環境は、ワールド・ヘリテイジの魅力だと思います。
お客さまの笑顔がフィードバック。予約担当としてさらに成長したい。
現在は管理するサービスサイトも増え、毎日が目まぐるしく過ぎていきますが、とても充実しています。私は主にレベニューマネジメント担当としてフロント裏の事務所で勤務しているため、なかなかお客さまのお顔を見ることができないのですが、フロントにヘルプで入った際、お客さまが笑顔で「ありがとう!」と言いながら、楽しそうに出かけられるのを見ると、大きなやりがいを感じます。
レベニューマネジメント担当として、今後はもっとマーケティングの知識を身につけ、お客さまのニーズをしっかりとつかみ、収益拡大につながるようなプランを作成できるよう、成長していきたいと考えています。
テレビ番組で見る日本は憧れの国。
ネパールで暮らしていた頃、テレビのニュース番組で日本に関するトピックをよく見ていました。主に「ものづくり」の先進的な技術に関することが多く、私にとって日本は自然に「憧れの国」になりました。その他ネパールでは、あの有名な「おしん」も放映されていて、よく見ていましたね(笑)
日本語の勉強を始めてからは、ネパール人の日本語の先生が、日本人と交流する機会をよくもってくださいました。日本人の方とのコミュニケーションで、ますます日本で暮らし、働きたいという想いが大きく育っていきました。
起業を経てホテルパーソンに転身。
2005年に来日し、15年以上になります。来日後はまず静岡の日本語学校で2年、その後愛知の大学に進学して1年、関西の大学の観光系学科で3年と、6年の留学生生活を送りました。
その後ネパール料理のレストランを起業したのですが、長男が生まれて間もなかったこともあり、家族との生活を最優先に考え、安定した職業に就くことに。これまでに学んだ日本語と観光に関する知識を活かし、また何よりも人と接するサービス業をめざしていましたので、ホテルパーソンとしてのキャリアをスタートしました。
ご縁があり、ホテル関西のスタッフとなったのは2016年。以降フロントスタッフとして多岐にわたる業務を担当しています。同年に入社した同期のスタッフも多く、人間関係に恵まれたチームで仕事を続けています。
ホテル関西での成長経験を、スタッフの教育システムに。
ホテル関西は客室数が400室以上あり、アジアを中心に海外からのお客さまが多いことから、ご要望やご指摘が多岐にわたります。その都度誠実にお応えしていますが、確かになかなかご対応がむつかしいケースもありましたね。しかし、逆にこの環境はホテルパーソンとして成長できると思っています。言い換えれば、ホテル関西での経験は、全てのホテルで通用するキャリアではないでしょうか。
最近は母国のネパール人のスタッフも入社し、私も後輩を指導・育成する立場になりつつありますが、これまでの顧客対応をマニュアルとしてまとめ、組織で教育システムとして機能させることができたら、と考えています。ホテルサービスの質を高めるために一番重要なのは、スタッフの教育です。これから外国人のスタッフも多く就業すると思いますので、外国人の私がマニュアルを編集することで、サポートできることも多くあるのではないでしょうか。
そのためにも、グループ内の他のホテルのフロントスタッフと定期的に交流し、課題共有や意見交換ができる機会が増えることを期待しています。
ネパールと日本をつなぐビジネスに携わりたい。
現在はホテルパーソンとしてさらに成長し、家族と穏やかに毎日を過ごすことが目標ですが、5年後、または10年後くらいには、ネパールと日本をつなぐ何等かのビジネスに携わりたいという夢があります。できれば自身でビジネスを起こすことができればいいですね。日本に住む、ネパールに住むということではなく、2つの国を行き来しているようなイメージでしょうか。私はサービス業が本当に好きなので、めざすビジネスはサービス業でしかありません。
この夢の実現のために、これからもホテルパーソンとしてとして仕事の幅を拡げ、お客さまや同僚に信頼いただけるスタッフとしてキャリアを積みたいと考えています。
ドゥワル スルヤキランさんのご家族のカット。ネパールのお祭りをお祝いした時の写真です。
※ネパールでは額に赤いティカと頭、耳にお花を付ける習慣があるそうです。
来日8年目。日本で好きな場所は伊豆と小樽。
台湾の短期大学で電子工学を学んでいましたが「卒業後は海外で働きたい」という気持ちが大きくなり、まずはオーストラリアにワーキングホリデーに。現地での生活を経験し、英語力を磨きました。その後来日して、現在8年目になります。私は日本の四季によってコントラストが変わる風景が大好きで、仕事をしながら国内をたくさん旅行しましたが、中でもよかったのは伊豆と小樽です。自然がつくる風景と、スイーツもおいしかったですね(笑)生活している大阪は、なんといっても人が親切。初めて来日した時にホテルの場所がわからず、通りがかりの人に道を尋ねたらホテルまで案内してくださいました。大阪の温かさも、順調に仕事が続けられている理由のひとつかもしれません。
友人ネットワークからの紹介で、ソビアルのオープニングスタッフに。
大手化粧品メーカーで海外顧客のサービススタッフとして勤務していた頃、台湾での学生時代の友人から「ホテルソビアル 大阪 ドーム前」のオープニングスタッフを募集しているという情報を得ました。
「語学力を活かせるホテルサービスに携われるチャンス」と考え応募したところ、スタッフとして採用いただきました。
ホテルのオープン当初は確かに大変でした。まだホテルとしての様々なルールが確立されていなかったことが大きいと思いますが、いつもスタッフ同士で意見交換をしていたことを思い出します。ベストなサービスやオペレーションを組み立てていくのに、実際に働く私たちが、自分の考えることをきちんと伝えられる環境だったからか、時間と経験を共有するうちに「ホテルソビアルのルール」が一歩一歩つくられていったように思います。もちろん、まだまだルールはアップデートしなければいけませんが。
後輩スタッフのOJTリーダー担当で意識が変わる。
2019年には新卒入社社員のOJTリーダーを担当することになりました。
それまでも後輩のスタッフは入社していましたが「組織全員で育てていく」という感覚。一人のスタッフの成長をスケジュールも含めて責任を持つことは初めての経験でした。OJTリーダーを経験することで、私の企業人としての意識が大きく変化したように感じます。ミスをして動揺しているスタッフに、次のステップにつながるようにいかに冷静に伝えるか、ということは工夫しましたので、自分自身の「人に伝える」というスキルが向上したと思います。
そして何よりも「人を教える立場であれば、自分自身がスキルアップしなければ」と考え、グループの研修制度であるSMBCビジネスセミナーを受講したり、取得を奨励されている簿記3級も満点で合格することができました。簿記3級の学習は2ヵ月くらい。最初の1ヵ月は参考書を読み、残りの1ヵ月は模擬問題を解いていました。満点であったことは偶然ですが(笑)、私が資格取得にチャレンジできたのも後輩のおかげかもしれませんね。
グループのスケールメリットを活かして仕事の幅を拡げたい。
フロント業務を中心に、ホテルソビアル 大阪 ドーム前でキャリアを積んできましたが、今後は仕事の幅を拡げていきたいという希望があります。例えば、ノブレスグループは奈良や京都にもホテルやレストランなどの拠点があり、海外のお客さまに向けて、大阪も含めた体験ツアーの企画も可能です。単に滞在する宿泊施設をつなげるということではなく、それぞれのエリアでの観光や文化なども体験できる、台湾のお客さま向けのツアーは企画してみたいですね。
まだまだ経験しなければいけないことは多くありますが、最終的にはホテルサービスのマネジメントをめざしたいと考えています。
地元の奈良に関わる仕事がしたい
前職では業務用食品メーカーで大阪を中心とする関西圏にて営業を行っていました。地元である奈良はあまり担当しておらず、「奈良でもこんなことすればいいのに!」「これは奈良の方が魅力的やなぁ」などと思っているうちに、奈良が恋しくなり、転職に踏み切りました。
奈良の重要産業である観光に関わることのできる職に就きたいと探していたところ、ノブレス・セントラルの秘書担当求人にたどり着きました。自分が直接観光に関わるわけではないものの、奈良をより良くしていこうとする川井代表及びノブレスグループを支えられる仕事に魅力を感じました。
ノブレスグループは「ピンチをチャンスに変え、チャンスを掴みとる会社」
私がノブレスグループ入社したのは未知の新型コロナウイルスが発生し、外出もままならなくなっている状況の2020年7月でした。
ノブレスグループが観光業に強いことに魅力を感じ入社を決めたものの、緊急事態宣言が発令される状況の中、入社するまでは、本当に大丈夫なのかと不安に思っていました。しかし、いざ入社すると「観光以外の運送、不動産、デザインなどの会社が安定して事業をしている」と安心し、「観光が苦しい状況の中でも、支えあって耐え抜くだけでなく、グループとして拡大していくんだ」という力強さを感じました。
また観光部門でも「インバウンド(海外観光客)が戻るには、時間がかかる。だからこそ、まずは日本人にどう使ってもらえるか」という点を重要視し、国内の観光復活に備えていました。そのため、観光が徐々に復活する中で、いろいろな宿泊予約サイトで、グループの各ホテルが上位に入っています。
そういった点から、ノブレスグループは「ピンチをチャンスに変え、チャンスを掴みとる会社」だと思っています。
ロールモデルは同じ事務所の津田課長代理
ロールモデルは同じ事務所で財務・経理を担当している津田課長代理です。
尋ね上手で聞き上手なため、財務・経理だけでなく、社内の些細なことまで把握し、何を聞いても爽やかに素早くアドバイスをくれ、対応してくれます。津田さん自身が忙しい時も、変わらず皆さんに寄り添った仕事をするため、ノブレスグループ全体から信頼されていることが、とても分かります。
私は自分の仕事が立て込むと、他の人から依頼された業務が後回しになり、すぐに確認できないことがあります。津田さんのように、仕事を丁寧に素早くこなし、周りの方に寄り添った仕事が出来るよう、自分に余裕をもちたいです。
印象的なことは川井代表の「求心力」
業務柄、川井代表の仕事を間近で見る機会が多いのですが、代表が「これをやる!」と言うと、タイムリーに古いお知り合いから連絡を頂戴し、一緒に事業をすることや「こんなこと興味ありませんか?」とお取引先から紹介を受けることがとても多いように感じます。
不思議でしたが、川井代表は常にアンテナを張り巡らしており、「する」と決めると、「これはあの人に相談し、キーパーソンへ繋いでもらう」など、早急に関係者を揃え、大枠を作るスピード感と人脈があるからこそ、自然と情報が集まり、協力してくれる人が現れるのだと思います。
違和感に気づくことが、関わる周囲の業務負担軽減に繋がる
今後は「違和感に気づいて、見逃さない」ようになりたいです。
川井代表の業務はグループ全体と多くの団体・企業に渡るプロジェクトが多く、「この業務は誰が担当しているのだろう」とふと疑問を感じても、自分が目の前の業務に追われてしまい、見過ごしてしまうことがあります。その結果、プロジェクトがうまく進展しないこともあり、「あの時どうして、その場で疑問を解決しなかったのか」と後悔することがあります。
違和感に気づいて見逃さずにその場で解決することで、川井代表の業務負担を軽減するだけでなく、その業務に関わる周囲の負担を和らげることに繋がります。業務や周りの人の違和感に気づくことで、川井代表にも周りの人にも頼ってもらえる存在になっていきたいです。
新日本輸送での営業職第一号としての働き方
これまでに携帯電話の営業や、映像系の会社で「どんな映像を作っていけるか」などの売り込みをしていたため、その経験を生かせるのではと思い、新日本輸送の営業職へ応募しました。
最初は家が近く、通勤がしやすいことで目に留まった求人ではありましたが、ノブレスグループでは運送・倉庫業の新日本輸送だけでなく、観光業や不動産業など様々な業種の会社があるため、安定性があることにより魅力を感じました。
新日本輸送では今まで専任の営業職がおらず、私が営業職第一号として入社することとなりました。そのため「営業はこうする」という決まったやり方はなく、自分の考え方で動くことができます。ルーティンワークをあまり好まない私には、模索しながら仕事ができるところも自分に合っていたと感じています。
新日本輸送が運営している「めぐみ・美旗ソーラーパーク」に驚き
入社してすぐに新日本輸送が運営しているメガソーラー(大規模太陽光発電所)である「めぐみ・美旗ソーラーパーク」へ見学に行った際の景色がとても印象に残っています。
発電用のパネルが敷き詰められた約4.1haの敷地の広さへの驚きに加え、人の手が必要不可欠である運送業が、人の手がかからないところで利益を出す仕組みを作ろうと取り組んでいる会社の姿勢にも驚きました。
運送・倉庫業の営業の難しさが自分の成長に
運送業の営業職は工場などに行き、「荷物運ばせてください」と交渉することが、メインの仕事と考えていました。
しかし運送業というのは契約している工場の荷物を運ぶだけでなく、自社で運びきれない荷物をお互いに依頼し合うことも多くあり、助け合いや横のつながりを大切にしている業界です。そのため営業では横のつながりを大切にしながら、新しい契約を取るという繊細な作業が必要であると実感しています。
前職までは自分の給料や売上のみを考えていたのですが、私の仕事が会社としての売上に直結するため、自然と「会社を維持・発展させるためには何をしなければならないか」と考えられるようになりました。
昨今、運送業に関連する「2024年問題」がメディアでも取り上げられますが、これは2024年施行される働き方改革関連法の「トラックドライバーの時間外労働の条件規制」などが及ぼすさまざまな問題を指します。これに早期から取り組んでいる新日本輸送は、他の運送業者が運びきれない荷物の運搬などでチャンスがあると考えています。
会社にとって必要不可欠な存在になりたい
新日本輸送の皆さんは倉庫業や運送業での経験がなかった私の意見も、否定せずに改善するべき課題として取り上げてくれました。年齢や経験に関わらず、人の意見をとり込み、考えてくれる会社の皆さんをいつも尊敬しています。
今後は私も人の意見を吸収しながら、会社としてどうしたらより利益を出せるかを日々模索し「和田がいなければ新日本輸送は回らない!」と言ってもらえる存在になっていきたいと考えています。