SEからのキャリアチェンジで経理担当へ。
大学卒業後、大阪のソフトウェア開発会社でSEとして働いていましたが、オーバーワークな時期もあり、今後のライフワークバランスを組み立てなおそうと、実家のある奈良に戻ることを決意しました。偶然ノブレス・セントラルの経理担当の求人があり、未経験でしたが応募することに。大学は経営学部でしたので、経理という職種にはずっと興味がありました。また、今から思えば、前職の会社の経理担当の女性が、周りから頼りにされる存在であり、社員の中心的な人物であったことも経理を希望した理由かもしれません。
経営に直結した業務であることを実感。
未経験での経理担当のスタートでしたが、SE時代にパソコンのスキルを身につけていたこと、元々細かい作業をこつこつと正確に進めることが好きな性格が幸いし、順調に業務を吸収していましたが、月次決算の時に最初のつまずきがありました。経営会議資料の決算書に差分があったことが発覚、すぐに数ヶ月さかのぼっての再集計をしたのですが、この時に「経理という業務は、経営判断に直結するものなんだ」と実感しました。「これは失敗できないぞ」と覚悟をしたのもこの時です。
その後は経理業務だけではなく、グループのホールディングスであるセントラルのメンバーとして、様々なプロジェクトワークに携わることになりました。2016年はマイナンバー制度導入のプロジェクトを担当しました。どの企業も同じ状況だったと思いますが、グループにとって初めてのことですので、できるだけ自分から行動を起こし、情報収集をするように心がけました。取引先の営業担当の方をつかまえて「御社ではどうされますか?」と質問をすることも度々ありました。このプロジェクトを経験したことで、グループの経営に近い立場として動く醍醐味やおもしろさを学んだように思います。
ロールモデルは直属の上司。安心して財務担当へステップアップ。
現在の私のロールモデルは、直属の上司である執行役員 本部長の喜多さんです。ノブレス・セントラルは300名以上の従業員がいるグループホールディングスということもあり、突発的な課題が発生することも多いのですが、喜多さんは基本的に何があっても冷静に対処され、とてもタフです。周りのメンバーからは「心がない」と冗談を言われることもあるのですが(笑)、上司がパニックになると、部下の私たちの生産性は落ちます。業務に関して相談した際も、ヒントの出し方がとても上手で、部下自身が答えを出せるように導いてくださいます。
最近は財務の業務も担当することになりましたが、喜多さんというロールモデルが身近に存在するのはとても幸運なこと。安心して次のステップに移れるような気がします。
「カイゼン」に耐えうるタフさを身に着け、次のフェーズへ。
ノブレスグループは常に新しいことにチャレンジする企業マインドを持っていますので、これからも新しい事業や拠点が次々に生まれると思います。その際に財務や経理というルーティンワークは「カイゼン」が求められることになります。現在の仕組みを動かしながら、新しい仕組みに移行するには、相当なパワーが必要であり、より企業人としてのタフさが求められるでしょう。これまでは主に経理担当として、経営判断に必要な数値を正確かつ迅速に集計する立ち位置でしたが、これからは財務担当として経営分析ができるように成長し、グループを支えていきたいと考えています。
グループ行事の企画・運営などのリーダーとしても活躍
津田さんはグループホールディングスのメンバーとして、グループ内で開催される様々な行事の企画・運営リーダーも数多くこなしています。プロジェクトに関わる若手従業員の指導も含め、グループ行事の立役者として活躍しています。